波のなかの光の線は何だろう?

姉子ノ浜

11月6日は二丈の姉子浜で観察会。

鳴き砂で知られる美しい砂浜です。

上の写真のとおり、好天に恵まれました。

いろいろな発見があったのですが、
波を見ていて気づいた点をひとつ
メモします。

美しいという以外は特に変わったことのない
見慣れた波の写真です。

最初のうちは気づかなかったのですが、
見ているうちに、波の立ち上がる場所に
横線がが見えるようになりました。

見えるでしょうか?

この光の線、目には最初から映っていたはず。

でも、はじめのうちは気にならなかった。
気づかなかった=見えていなかった、と
ここでは表現しています。

気づいてみると、なかなかきれいな線です。
横一直線にスっとしてて、
輝いてます。

これはいったい、何なのでしょうか?

拡大すると、こんな感じに見えることも。

この線が何であるのか?

その答えもたいせつですが、

そういう問いが浮かんでくることと、
そういう問いが浮かんでくる心の状態

を、らせん教室ではたいせつにしています。

心のモードチェンジをすると、
それまで見えていなかったものが見えてきます。

この砂浜では他にも、

– 波が崩れる時にあらわれるヒスイの色
– 白波が立つ時に海面が白くなる
– 波が砕ける音を分解して聴く

などなど、いろいろな気づきがありました。

– いったい何をしているのか?
– だから何なの?

そんな風に思われる方もいらっしゃるかも?

ですよね、わかります。

もちろん、このお話には続きがあります。
ただ、答えを探し出すことが目的、

というわけでもなく、

とりあえず
この輝く波の線の不思議な魅力をお伝えしたくて
書いてみました。

もし海に行くことがあれば、
見つけてみてください。

あと、
わざわざ海まで行かなくても、
いつもは見えていなかったものが、
身のまわりにも
あるかも知れません。

見慣れた風景のなかに
隠れている不思議

あたりまえのなかに
埋もれている驚き

そういうこと、探しています。