らせん教室の定期講座で
先生からこんな話を聞きました.
他の人に何かを伝えようとするとき
異なるふたつの方法がある.
例えば、あなたがとても美しい鳥に
出会ったとして、その感動を
人にどう伝えるか?
まず思い浮かぶ方法は、
その鳥の美しさを
言葉なり、絵などで表現する.
全身が青緑色の輝きに覆われ、
太陽の残像のような文様に彩られた
長い尾をもっている、
、、、などなど、でしょうか.
でももうひとつの方法は
これとは全く違っています.
それは、
その鳥とあなたが出会った場所への
行き方を、その人に教える.
感動そのものは伝えることが
できません.
感動はその人の体験だから.
本気で伝えようとするなら、
こうするしかないのかも.
*
このお話、もともとは
R.シュタイナーが
人智学の方法について
説明したものらしいです.
上のお話は、それを私が
解釈したものです.
オリジナルについて
興味をもたれたかたは、
どうぞらせん教室定期講座へ.