11月16日の定期講座は
宇宙の運動の基本、ということで、
楕円と放物線と双曲線の関係が
語られました.
一見無関係なものを
メタモルフォーゼして考えるのは
楽しいし、発見がありますね.
当日お越しいただけなかった方向けに
内容をかいつまんでメモしておきます.
あと、テーマに関連して個人的に
面白いと感じた発信へのリンクも
つけてみます.
楕円の不思議
– 三次元空間上において円は、正面で見た時以外は常に楕円として現れている.
– 楕円を遠近法の空間に置いても、楕円のまま変化しない.
– 楕円には中心が二つある.
科学実験工作教室 馬目秀夫(pdfファイルです)
→http://www6.plala.or.jp/maamu/pdaen.pdf
Elliptical Pool Table – Numberphile – YouTube(動画です、音が出ますのでご注意ください)
→https://www.youtube.com/watch?v=4KHCuXN2F3I&t=195s
楕円、放物線、双曲線
– 円錐を斜めに切ると、切り方によって断面は楕円になる.
– 切り方によって放物線や双曲線が得られる.
– 楕円の二つの中心のうち、一方を無限の彼方に配置すると放物線が得られる.
– さらにその一方を無限より遠くに置いたものが双曲線.この時、別の中心ともいうべき点が、逆側に現れる.
ディスカッション
– 楕円錐は三次元上にプロットできない.
– 楕円を描く惑星の軌道をもとにケプラーは音楽を想像した.
– TOYOTA社のマークは楕円が三つ組み合わされている.
ピタゴラスやプラトン、ケプラーからたどる「音楽がもたらす宇宙の調和」
→https://ontomo-mag.com/article/column/music-and-space202101/
トヨタマーク | スペシャルコンテンツ |
→https://global.toyota/jp/mobility/toyota-brand/features/emblem/
これだけではちんぷんかんぷん
だ思いますが、雰囲気だけでも.