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14 夏の月

夏は陰で冬は陽だと言ったのは谷崎潤一郎だったでしょうか。

普通は逆のように捉えていると思うのですが、冬は家屋の奥のほうまで光が入るのに、今の季節ではほとんど入ってこない、と言われると一理あるかな、とも思います。

昨夜は床に就くのが遅くなってしまったのですが、枕元に明るい光が射しているのに気づきました。
最初、隣の家の人がまだ起きているのかな、と思いましたが、その明るい部分に頭を置いて見てみると、少しだけ欠けた月が明るく輝いていました。
珍しく大気も澄んでいたようで、冬の月のように鮮やかに輝いていました。
太陽とは逆に、月の場合は夏のほうが低く上がり、家の中に光を投げかけるようです。これも陰と言えるのかも知れません。


今週は定例通り水曜日に定期講座があります。

2007/06/04 17:06:49